私とこどもの数年間㉗

私とこどもの数年間㉗


この頃の私がよく願っていたことは、「からだが2つ欲しい」ということでした。

上の子の入院に付き添うからだと、下の子の入院に付き添うからだ。

我が子たちを両方見られるからだが欲しかった。


娘の入院に付き添っているとき、家に置いてきた息子の呼吸状態が心配だった。

息子の入院に付き添っているとき、家に置いてきた娘の呼吸状態が心配だった。

上の子のほうが病状としては重かったけど、下の子のほうがまだ年齢が小さかった。どちらの子も同じように心配で、どちらの子と離れても不安だった。


だけど、頑張っても、私はふたりになれなかった。

何度頭の中で、
「病気が治ってほしいなんて、もうそんな欲張ったことは願わない。
だから、ほかのことにはなんにも使わないから、 せめて子供達を守るときだけ、からだをふたつにしてほしい」と考えたでしょう。


理論的にはそんなことは無理で、そんな願いがかなうわけがないと分かっていました。

それでも、病院で、目の前にいないほうの我が子を思う時、そんなことを思わずにはいられませんでした。

 

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